▽タイピング練習ソフト対応

機能概要についてはタイピング練習ソフト(等)対応機能を参照下さい。

流れとしては次の三つを定めた各ソフトウェア対応設定を作り、あとは自動的に動作させるのが本旨です。

  • 管理名称を定める
  • どのソフトウェアに対する設定かを指定する
  • どのように動作するかを指定する

最初に管理名称を定める必要がありますが、その後は名称の変更を含めて特に順番はありません。

また、どのソフトウェアに対する設定かをあえて指定せず、本体メニューなどからその都度手動で指定する使い方も可能です。

動作の種別

機能概要にも記しましたとおり、タイピング練習ソフト対応以外の目的でも一部の機能が使えます。

  • ローマ字(Qwerty)練習ソフト対応用
  • OADGかな配列(いわゆるかな入力)練習ソフト対応用
  • 姫踊子草の動作停止用
    • 特定のソフトウェアでは姫踊子草の変換機能を使わない、ということです。ゲームとか。
  • 通常動作ソフト用
    • シフトキーに対する遅延出力など、特殊な動作が必要な場合に使います。
  • IM切時英数配列無視用
    • 描画・音楽など芸術系のソフトウェアで Qwerty 配列を前提とした修飾キーなしのショートカットを必要とする場合にある程度役に立ちます。
  • かな配列使用禁止用
    • どういうわけかIME関連のみが動作しない場合のためのもの。
    • ただし、コマンドプロンプトの場合は自動でそういう動作になります。

設定を構成するためのボタン

追加(A)

前記の動作種別を目録のようにしたメニューが現れますので、目的に合わせて選択下さい。

続いて選んだメニューに合わせたものを初期文字列とした設定名入力欄が現れますので、必要に応じて変更してください。

もちろんそのままでも構いませんが、既存のものと同じ名称にはできません。

またこの名称は設定集合のそれとは独立していますのでそちらの重複は考慮しなくても構いません(目的上、そんなことをする必要はないと思いますが)。

名称だけでなく、最初に選んだ目的についても後から変更はできます。また削除して作り直しても構いません。

通常はこの追加の後に対象(T)…または動作(W)、あるいは下の方にある待ち時間系の調整を行うことになります。

削除(D)

一覧表の中で設定を一つ選択すると使えるようになります。

その選択した設定を削除します。削除は一つずつです。

対象(T)…

一覧表の中で設定を一つ選択すると使えるようになります。

どのソフトウェアに対する設定かを指定します

ここでの指定を行わない場合、その設定は手動選択でのみ適用可能となり、自動判別の対象にはなりません。

動作(W)…

一覧表の中で設定を一つ選択すると使えるようになります。

対象(T)…で設定したソフトウェアに対して、あるいは手動選択でその設定が指定された場合にどのような動作を行うかを指定します。

注釈

ソフトウェアの自動判別がうまくいかない場合、いったんAlt+Tabなどの操作で他のソフトやデスクトップに切り換えてから目的のソフトウェアに戻ると正常に動作することがあります。

管理名(N)…

一覧表の中で設定を一つ選択すると使えるようになります。

設定名称を変更することができます。当然ながら名称に関する規定は前述の追加(A)ボタンと同じです。

各キー操作前の待ち時間

一覧表の中で設定を一つ選択し、かつその設定が姫踊子草の停止以外の動作であるとき使えるようになります。

姫踊子草の出力を正常に受け付けないソフトウェアに対して、出力毎に指定の時間待ちを入れるようになります。初期値は設定無し、すなわち零になっています。

内容としては動作(W)ボタンの一部になりますが、この指定は微調整が必要なのであえて直接操作できるようになっています。

実際のところ、入力速度が速いほどに動作がうまくいかなくなりやすいです。

Shiftキー操作前の待ち時間

一覧表の中で設定を一つ選択し、かつその設定が姫踊子草の停止以外の動作であるとき使えるようになります。

時間待ちの対象がShiftキーに限定されていること以外は直前の項目と同じです。

Shiftキーに関してだけうまくいかないときにこちらを活用することができます。

現在の自動対応状況

手動設定を今すぐ用いたいときはこの欄を使うことができます。本体メニュー練習ソフト対応関連と連動しています。