配列特性の種類

ここでは設定窓口の各種配列/入力法選択ページにおける、一覧表内の項目について説明します。

修飾鍵

主にシフトキー操作に関する情報を表示します。

  • 小指シフトを利用するかどうか
  • 親指シフトを利用するかどうか
  • (特に親指シフトの)シフト操作種別
  • 同時打鍵を必要とするかどうか
表示 内容
小・小指 キーボードの Shift キー操作を必要とします。
飛・飛鳥

飛鳥配列で規定された操作を必要とします。

数字は必要な親指担当キー数です。

同・同時

親指担当キーを同時打鍵に用います。数字はやや変則的です。

1 = 親指担当キーは一つです(数値なしも同じ)。

2 = 親指担当キーは二つです。

3 以上 = 親指担当キーをひとつ以上使う他、親指担当キー以外の二つによる同時打鍵を用います。

SandS

親指担当キーによる SandS 相当の操作を必要とします。

数字は必要な親指担当キー数です。

字鍵 通常文字キーによる同時打鍵を使いますが、親指担当キーは使いません。

段・打

通常文字キーを何段用いるか・出力の決定に最大何打必要とするかをまとめて表示しています。

段数

通常は 3 段であればキーボード奥側の数字段を使わないことになります。

かな文字配列においては、数字段を完全に英数字配列に任せる場合と、数字自体はそのままながら、いくらかの定義を行なっている場合がありますので参考程度に見てください。

打数

打数が表示されているものは、ローマ字入力のような逐次打鍵を必要とする入力法です。

単純に最大打数が表示されているだけですので、打数が多くても効率に問題があるというわけではありません。

打数の多いものは別項目の 省打 に大きな比重が置かれていることが多々あります。

ここでは同時押下の類はすべて一打の扱いになっています。配列の特徴を示すための項目であることをご確認ください。

また、打数が表示されていない(打数=1)ものであっても、濁点・半濁点を入れると二打鍵になるものがあります。

単゛゜(かな文字配列のみ)

単文字出力の濁音・半濁音定義数です。ここに値がない入力法は濁点・半濁点を別口で入力することになります。

従って [段・打] で打数が表示されていなくても、ここの値が表示されていなければ濁音・半濁音の入力には二打鍵が必要になります。

数値 意味
- 濁点・半濁点共に別口で入力する配列です。
21 清音とは別に濁音が定義されています。半濁点は別口です。
25 ヴを除き、清音とは別に濁音・半濁音が定義されています。
26 清音とは別に濁音・半濁音が定義されています。

拗/漢(かな文字配列のみ)

次の二つの項目は同時に用いられることが少ないのでひとつの欄にまとめられています。

  • 二文字で一つの拗音となる出力に対して特定のキー操作が用意されているかかどうか
  • 漢字を直接決定してしまう特定のキー操作が用意されているかかどうか

/ 記号の左側が拗音出力定義数、右側が漢字直接出力定義数です。

拗音

この欄に数値があるものは主に次の二つに分かれます。

  • 逐次打鍵の結果として入力されるもの(ローマ字入力の類)
  • 通常文字キーの同時打鍵を活用して一打で入力されるもの

漢字直接入力(漢直)

出力可能な漢字数を表示しています。

通常は一連の特定操作につき一文字しか出力されませんのでその数を調べています。

省打

省打鍵として定義されているキー操作の数を表示します。

特定の逐次打鍵に対して、(拗音ではない)二文字以上のかなを入力できるようにしたものを数えています。