▽IMEに対する動作

姫踊子草ではIMEごとに一部の動作を変更し、より適切な動作ができるように設計されています。一方で、不適切な動作を回避するため標準の動作を置き換えることができるようにもなっています。

検出できたIME欄

この欄には自動検出したIMEの一覧が表示されます。利用者側から操作するものはありません。

設定窓口の表示中にIMEやキーボードレイアウトの追加・削除を行った場合は、設定窓口をいったん終了し、再度呼び出すことで反映されます。

自動対応欄

検出できた各IMEに対し、積極的な対応ができる場合は「○試みる」と表示されます。対応、と書かれないのはすべてのケースを当方が網羅しきれるものではないためです。

対応済みのIMEが新製品として最新版を提供した場合、実際には対応できていないのに「○試みる」が表示される可能性があります。

手動設定名欄

実際に姫踊子草を使ってみて問題がないようであれば自動対応に従うのままで結構です。ここでそれ以外のIMEを選ぶとその右の細則欄に詳細設定用のボタンが現れます。

細則欄

手動設定名欄で自動対応に従う以外のものを選択したときだけこの欄に細則ボタンが現れます。このボタンをクリックするとIME手動判別の詳細副窓が現れます。

基本となる動作設定はその副窓ではなく前述の手動設定名欄で定める形になりますのでご注意ください。

TSFのSink設置を許可します

Text Services Framework における Event sink を活用して IME の状態を得よう…という趣旨の実装があることはあるのですが、コンピュータの挙動全体がおかしくなることのほうが多いので基本的に無効にしています。

Windows XP においては確実に操作不能になるため有効にしても何も起きません。