配列・入力法の詳細表示

姫踊子草には5種類の配列ファイルがあり、それぞれの設定頁から現在指定されているファイルの詳細を表示することができます。

次の図では小さめになっていますが、呼び出した直後のウィンドウは最大化されています。

入力から出力・出力から入力の両方を表示できます。

三種の区画

三つの各区画は左から次の役割を持っています。

  • 入力から出力を探すための木構造表示
  • 出力から入力を探すための目録表示
  • 配列ファイルの内容そのもの

同時打鍵・同時押下は { } の中に入った状態で表示されています。説明的なキー表記は [ ] にくくられた形になっています。

区画の境界は指示具のドラッグ操作のほか、下の方にある矢印付きのボタンでも操作できます。

入力から出力の区画

並び順は通常文字キーに関しては同じ段でまとめられたものが奥から手前へ、同じ段の中では左から右へとなっています。

逐次打鍵による入力がある場合は一打目ごと、二打目ごと…に木構造のなかにまとめられています。[+] 記号があればそこは展開して後続打鍵を見ることができます。

出力から入力の区画

出力側が表示の文字符号(Unicode)番号順になっています。次のような点に注意してみてください。

  • 小書きの文字が小書きでない同じ文字の先に来る
  • カタカナで定義することになっている「ヴ・ヵ・ヶ」がひらがな全体よりあとに来る
  • かな文字類の前にある記号と後にある記号がある

配列ファイル表示区画

設定ファイルの内容そのものを表示します。コメントで Webサイトアドレスが記載されている場合はダブルクリックで当該サイトを表示させることができます。

入出力区画のキー表現

英数字配列以外の場合、初期設定では英数配列の単独打鍵に基づいて入力キー操作が表示されています。英数字配列の表示中や英数字配列を使わない設定の場合は OADG 106/109 日本語キーボードの英数字並びです。

この状態は左上の入力操作の表現ドロップダウンリストから変更できます。 変更できるのは主に通常文字キーの範囲です。それ以外のキー操作については変化しません。

下三段は左右と指の名

通常文字キーの下(手前)三段について、キー一つあたり二文字で表現します。

  • 段の表現
    • 上段(奥側)はカタカナと↗↖↱
    • 中段はひらがなと→←⇒
    • 下段は漢字と↘↙
  • 指の表現
    • 小指・薬指・中指・人差し指の先頭文字もしくはそのひらがなカタカナ
    • 左↗・左→・左↘・右↖・右←・右↙はキーボードの内側へ人差し指を伸ばす
    • 右→・右↗は右手小指を一つ右へ移動
    • 右↱・右⇒は右手小指を二つ右へ移動

下三段は高さと数字

通常文字キーの右上三つを除いて、キー一つあたり二文字で表現します。

  • 段の表現
    • 数字段は丸数字、右の三つは刻印通りの - ^ \
    • 残りを奥から上・中・下で表示
  • 指の表現
    • 左から、左手が1~5、右手が6~9、0、→、⇒

下三段は三種の数字

通常文字キーの下(手前)三段について、キー一つあたり一文字 で表現します。数字段についても左から十個までは丸数字で表現します。

  • 数字段は左から十個まで丸数字
  • 上段は漢数字、↗、↱
  • 中段は全角数字(十個目は0)、→、⇒
  • 下段はローマ数字、左手側は小文字、右端は⊿

段=BCDE 横位置=二桁

項目名どおり通常文字キーを三文字で表現します。この方法はNICOLA関係の文書でよく使われているようですが、起源がどこにあるのかはよくわかりません。

  • 数字段は E 、そこから下段(手前側)に向かって D, C, B
  • 左側から左手は 01 から 05、残りが右手