色選択

◆補助鍵盤画像◆待ち入力表示の設定で色を指定することができます。

左上のボタンの色と副窓の色は同期しています

設定窓口上のボタン自身が指定色とその RGB 表現を示しています(図の左上、#A2A2E2 と書かれている部分)。

この色付きボタンを主ボタンクリックすると図のような色指定用の副窓が開きます。

副ボタンでクリックした場合は次のことができるメニュー が提示されます。

  • ボタンに表示されている色の複写と複写した色の貼り付け
  • 色選択方法を指定した上での副窓起動

色の複写と貼付け

このメニューから文字通り複写と貼り付けができるほか、キーボードだけで操作している場合はCtrl + CCtrl + V による操作もできます。

色選択方法を指定した副窓起動

色の選び方は RGB, HSV, HSL, 共有の四つがあります。

副ボタンで出したメニューから方法を指定して副窓を起動すると、以後主ボタンで起動するときもその方法が用いられます。

共有方式は Windows で一般的に使われる色選択ダイアログです。この使い方については Windows のヘルプや一般書などでご確認ください。

残りの三方式では図に示したような独自の指定方法を使います。

色指定副窓の使い方

指示具を使う場合

指示具を用いる場合、通常のスライダーと違って主ボタンクリックしたその場所を直ちに選択します。 副ボタンでクリックするとその場所の色成分選択だけを行います。

色成分が選択されている状態でホイールを動かすと下記のキー操作に準じた間隔で値が変化します。 ShiftCtrlを押しながら操作も有効です。

三本の色棒の上にある文字、図では HSV (240°, 73, 227) と書かれている場所を主ボタンクリックすると 色相以外の部分を百分率表示と交互に切り替えることができます。

百分率表示のときも内部では0~255の値を用いています。

キーボードを使う場合

受け付けるキー操作は次のとおりです。

操作 内容
右へ
左へ
Shift + → または Page Up 大きく右へ
Shift + ← または Page Down 大きく左へ
Ctrl + → 細かく右へ
Ctrl + ← 細かく左へ
↑, ↓, Tab, Shift + Tab 操作対象の変更
Alt + P 百分率表示利用切り替え
Alt + R, Alt + H 上の色成分選択
Alt + G, Alt + S 中の色成分選択
Alt + B, Alt + V, Alt + L 下の色成分選択
Alt + O 決定 = OK(O)
Alt + C 取り消し = キャンセル(C)

色相成分の循環と最小単位

HSV または HSL で指定している場合は色相(H)に限り左右端がつながっているものとして操作できます。色相は赤を0°(=360°)として最小単位が2°になっています。

注釈

色相・彩度・明度などの用語については色彩学とか色相環といった言葉をもとにいろいろ書籍やWebを探ってみてください。

厳密な色指定

厳密に指定したい時はCtrlキーを併用する方法のほか、色指定の副窓自体を拡大する方法があります。一般的な拡大・縮小と同じくウィンドウの端をドラッグするなどの方法で広げることができます。

取り消しと再実行

姫踊子草の設定窓口は全体的に取り消しと再実行が可能ですが、色指定に関してはOK(O)ボタンで確定したものについてのみ作用します。